2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
です。Alvin Goldmanの「行為の個別化」という論文を読みます。 Alvin I. Goldman (1971). The Individuation of Action. Journal of Philosophy 68 (21):761-774. http://philpapers.org/rec/GOLTIO-3手を上げて、タクシーを呼ぶとき、わたしは「手をあげる…
Speaking of Events作者: James Higginbotham,Fabio Pianesi,Achille Varzi出版社/メーカー: Oxford University Press USA発売日: 2000/04/13メディア: ペーパーバック クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るVerziのイントロダクションを読み、参…
以上のようなことを考えていたため、「道徳的錯覚」に関心をもった。「道徳的錯覚」という言葉があるかどうかは知らないが、それこそ視覚における錯視のように「多くの人がまちがえやすい(が、説明されればすぐまちがいだと気がつく)」タイプの道徳的推論の…
道徳的判断について、われわれはついそれを、規範的な主張であるかのように理解してしまうバイアスをかかえている。 たとえばわれわれは、道徳的判断を、人は道徳的に生きなければならないという、一種の「お説教」として考えてしまうことが多い。ここは個人…
Velleman, Love and Nonexistence, Philosophy and Public Affairs 36 (3):266 - 288. http://philpapers.org/rec/VELLANまだ最初しか読んでないけど、 14歳の少女の妊娠に反対する でも子どもができたら祝福する みたいなケースで、両方の判断がなぜ矛盾し…