2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中本哲史「ビットコイン: P2P電子マネーシステム」

話題なので読んでみた。 1 序 2 取引 3 タイムスタンプサーバー 4 プルーフオブワーク 5 ネットワーク 6 インセンティブ 7 ディスク容量の再利用 8 簡易版支払い検証 9 値の分割と結合 10 プライバシー 11 計算 12 結論 原文 http://www.bitcoin.org/bitcoin…

ライル『心の概念』

心の概念 某シンポ準備会のテキストです。 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20140301第五章「傾向性と事象」 1. まえがき 2. 傾向性言明の論理 3. 心的能力と性癖 4. 心的事象 5. 達成 うーん、難しい。とりあえずミニマムな主張だけ確認したい。 心的なも…

Kulvicki『画像について』

写実性に関する章(11章、12章)だけ。 この本難しくて、まだ理解度はいまいち。 On Images: Their Structure and Content 11 真実性Verity 真実性 真実性としての写実主義 真実性についての懸念 革新的写実主義 写実主義と発見 12 情報information、模倣imi…

Abell, Bantinaki編『描写の哲学的視座』

Philosophical Perspectives on Depiction (Mind Association Occasional) 描写depictionの哲学についてのアンソロジー。とりあえずイントロダクションだけ。 1. 描写のプロジェクト 1.1 アプローチの用語法 1.2 さらなる制限ー適切さの基準standard of corr…

スタンフォード哲学事典「戦争」

なんとなく勉強で読んでみた。原文は最後にリーディングガイドもついてます。 http://plato.stanford.edu/entries/war/ 最初に戦争の定義が軽く議論される。 ここでは「政治的共同体の間の顕在的、意図的、広範囲の武力衝突」というものが採用される。ひとつ…

パーフィット『理由と人格』を読む

↓以下の記事を書きかけて放置してあったのを発見したので、ちょっとだけ直して公開します。 (ちなみにだいぶ前に読んでだいぶ前に記事を書いたので、もう内容は結構忘れています)。理由と人格―非人格性の倫理へ作者: デレクパーフィット,Derek Parfit,森村進…

Lopes「図像的写実主義」

Dominic Lopes, Pictorial realism, Journal of Aesthetics and Art Criticism 53 (3):277-285 (1995) http://philpapers.org/rec/LOPPR絵画における写実主義を扱った哲学論文はいくつかあり、描写(depiction)や図像の哲学を扱う哲学者がこの問題に取り組…

Lopes『図像を理解する』

Understanding Pictures (Oxford Philosophical Monographs)作者: Dominic Lopes出版社/メーカー: Oxford University Press, USA発売日: 2004/07/29メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (2件) を見るLopes, Understanding Pictures 少し読んだもの…