2017-01-01から1年間の記事一覧

ノエル・キャロル「ホラーの本質」

Noël Carroll, The nature of horror - PhilPapers Carroll, Noël (1987). The nature of horror. Journal of Aesthetics and Art Criticism 46 (1):51-59. だいぶ間が空いてしまったが一応SF、ファンタジーに関する論文を紹介したので、ホラーに関する論文…

Laetz Brian & J. Johnston Joshua, ファンタジーとは何か

Laetz Brian & J. Johnston Joshua, What is Fantasy? - PhilPapers Laetz Brian, & Johnston Joshua J., (2008). What is Fantasy? Philosophy and Literature 32 (1):161-172. ファンタジージャンルの特徴を述べた論文。作品がファンタジージャンルに分類…

Simon Evenine, 「でもこれってSFなの?」 - サイエンスフィクションとジャンルの理論

Simon J. Evnine, “But Is It Science Fiction?”: Science Fiction and a Theory of Genre - PhilPapers Evnine, Simon J. (2015). “But Is It Science Fiction?”: Science Fiction and a Theory of Genre. Midwest Studies in Philosophy 39 (1):1-28. 目次…

Kendall Walton, 「なんて素晴しい!」

Kendall L. Walton, How marvelous! Toward a theory of aesthetic value - PhilPapers Walton, Kendall L. (1993). How marvelous! Toward a theory of aesthetic value. Journal of Aesthetics and Art Criticism 51 (3):499-510. Marvelous Images: On Va…

ウォルトンとグッドマン - Kendall Walton, 表象は記号か

2017-05-09追記: 後半を中心に大きく書き直した。 芸術の言語作者: ネルソン・グッドマン,Nelson Goodman,戸澤義夫,松永伸司出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2017/02/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る ネルソン・グッドマン…

グッドマンブックフェアの余白に

ブックフェアに余白ってあるんだろうか。 下記のブックフェアで、「芸術形式/芸術のメディア」の選書を担当させていただいた。 新しい古典がやってくる!『芸術の言語』刊行記念フェア「グッドマン・リターンズ」特設サイト| 企画:慶應義塾大学出版会 協力…

Sacha Golob, ハイデガーの主張論

Sacha Golob, Heidegger on Assertion, Method and Metaphysics - PhilPapers Golob, Sacha (2015). Heidegger on Assertion, Method and Metaphysics. European Journal of Philosophy 23 (4):878-908. 目次 序 論争の用語を定義 (A)のいくつかの問題 「Car…

「想像の対象」と「表象の対象」再訪

以前このブログで『フィクションとは何かMimesis as Make-Believe』の訳注を批判する記事を書いたところ、なんと訳者本人から、反論の論文をいただいた。 以前のエントリ: ウォルトンにおける想像の対象 反論論文: 田村均, 事物と私たちの想像論的なかかわり…

スタンフォード哲学事典の仏教関係の記事

まとまってなくてイラっとしたので一覧を作った。あと、地味に日本語と対応させるのがめんどうなので、日本名をつけた。検索と、関連記事に頼って作ったので漏れはあるかもしれない。 (インド哲学一般とかチベット哲学一般の記事は意図的に外した) 人別の記…

映画による哲学の関連書籍

前回のエントリで、「映画による哲学」というトピックはそれなりに盛り上がっていると書いた。論文では個々の文献の紹介などは書けなかったので、ついでに紹介記事。 ちなみに「映画による哲学」と「映画の哲学」を混同しないように注意。「映画の哲学」の方…

書いた論文の宣伝

1. 『フィルカル』 『フィルカル』の次の号に「フィクションの中の哲学」という論文が載るので宣伝。 この論文では、「フィクション作品を通じた哲学」という話題を扱っている。日常的にも、「この作品は哲学的な問題を扱っている」といったことを感じること…