2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧
J. David Velleman (2000). Well-Being and Time. In J. David Velleman (ed.), Possibility of Practical Reason. Oxford University Press. http://philpapers.org/rec/VELWAT 読みおわるのに一月くらいかかった気がする...。Vellmanってテーマとか関心は…
Mark Vorobej (1998). Past Desires. Philosophical Studies 90 (3):305-318. http://philpapers.org/rec/VORPD この前の論文に引きつづき良い。過去持っていたが、現在は持っていない欲求を実現させた方がよいかという話。 この人は「させた方がよい」派。…
Reasons and the Good作者: Roger Crisp出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand発売日: 2008/10/15メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログを見るこの人の文章は教科書的に整理されてて、なかなか解説書くのがうまい気がす…
クオリアの哲学と知識論証―メアリーが知ったこと作者: 山口尚出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2012/03メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 74回この商品を含むブログ (6件) を見るおもしろかった。いわゆる「マリーの部屋」の思考実験と、それを用いた論証…
読んだものを淡々と記録するよ。 Keller, Simon, 2004, "Welfare and the Achievement of Goals," http://philpapers.org/rec/KELWAT 趣旨はそれほど共感しないが、書き方はコントロールされていて、わりと好み。 目標達成説(「自ら立てた目標を、自らの努力…
Mark Vorobej (1988). Timeless Reasons. Philosophical Studies 53 (3):461 - 471. http://philpapers.org/rec/VORTR これはおもしろいし、短かいし、よい論文。 無時制の理由[timeless reason]と呼ばれているのは、わたしが時間によらずに持っているような…
読んだものを記録する。 太田さんにおすすめいただいたもの。これはおもしろかった。 いわゆる「何かが起こらなかった」というタイプの出来事について。 柏端達也「ネガティヴな出来事について」 http://ir.library.osaka-u.ac.jp/metadb/up/LIBAHSK/ahs13_1…
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jacap/多少変更される可能性はありますが、一応↓こんな内容を発表しようかと思っております。 不幸の哲学 - 不幸は過去からどれだけのものを奪い去るか 害あるいは不幸は、福利論、道徳哲学、行為の哲学におけるきわめて重要な概念…