2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
http://philpapers.org/rec/YALEM Yalcin, Seth (2007). Epistemic Modals. Mind 116 (464):983-1026.「…かもしれない」など認識様相の意味論。 1. 問題 2. 認識的可能性の関係的意味論 3. 認識的可能性のドメイン意味論 4. 帰結 5. 内容とコミュニケーショ…
一部で微妙に盛り上がっている「個人的趣味述語[predicate of personal taste]」の意味論。 これは「たのしい」「うれしい」「おいしい」などといった述語の意味論を扱う。 まとめておきたかったのでよく参照されるものをまとめる。趣味述語と関係ない相対…
http://philpapers.org/rec/LASRTS Lasersohn, Peter (2009). Relative truth, speaker commitment, and control of implicit arguments. Synthese 166 (2):359 - 374.相対主義による趣味述語の意味論のやつ。目次 1. 序: 相対主義と誤りなき不同意 2. 初歩…
翻訳をnoteで売ってます。100円。楽しい対話編です。 よろしく。https://note.mu/at_akada/n/n22ee8e3b7551
philosophy compassの記事 自然言語の「おそらく」「かもしれない」など確率表現の意味論。主としてprobably(おそらく)の意味論だった。 http://philpapers.org/rec/YALPO Yalcin, Seth (2010). Probability Operators. Philosophy Compass 5 (11):916-37. 1…
意味論的相対主義は、不完全な内容の概念を使うと思われている。 不完全な内容とは、例えば「時点によって異なる真偽をもつような命題」(時制主義の命題)とか「de se内容」とかそういったもののことだ。 ところが実はこれは本質的には必要ない。例えば「永久…
http://philpapers.org/rec/MCDES McDaniel, Kris (2007). Extended simples. Philosophical Studies 133 (1):131 - 141. 1. 延長した単純者 2. 単純なものの形状 3. 延長と部分性 エクステンデッド・シンプルズ!!(かけ声) 延長した単純者とは、(真)部分を…
http://philpapers.org/rec/EVADTL Evans, Gareth (1985). Does tense logic rest on a mistake? In Collected Papers: Gareth Evans. Oxford: Clarendon Press. 343-363.有名なやつ。時制論理のような内包論理は一般に「xにおいて真」といったインデックス…
http://philpapers.org/rec/EGARDT Egan, Andy (2012). Relativist Dispositional Theories of Value. Southern Journal of Philosophy 50 (4):557-582. 1. 序 2. 価値の傾向性説の一般的形式 3. 価値の傾向性説の大問題: 収束しない 4. 評価的な思考につい…