2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Luke Purshouse「恥ずかしさ: 哲学的分析」

http://philpapers.org/rec/PUREAP Purshouse, Luke (2001). Embarrassment: A philosophical analysis. Philosophy 76 (4):515-540.過去の恥ずかしさについて研究したくて、恥ずかしさの哲学を探したらちゃんと文献あった。 1. 予備的論点 2. 恥ずかしさと…

Aaron Smuts「愛の規範的理由パート2」

http://philpapers.org/rec/SMUNRF-2 Smuts, Aaron (2014). Normative Reasons for Love, Part II. Philosophy Compass 9 (8):518-526.パート1は愛の定義みたいな話だったので飛ばしてパート2だけ読んだ。 「愛に理由はいらない」という理由無し説(No-Reason…

フィッシュ『知覚の哲学入門』のクオリア説のあたり

知覚の哲学入門 待望の知覚の哲学の教科書が翻訳された。 とりあえず読んだんだけど、思ったより難しく、流し読みだけでは未消化だった。 とりあえず最初読んでよくわからなかったあたりを整理していこう。 3章副詞説のところで、クオリア説に親和的な副詞説…

Thomas Crowther「出来事という物質」

http://philpapers.org/rec/CROTMO-4 Crowther, Thomas (2011). The Matter of Events. Review of Metaphysics 65 (1):3- 39.タイトルの訳はこれでいいか微妙。以前難しくて読みかけて放置していたのだが、何とかがんばって読んだ。アスペクトの話は頭がねじ…

Peter van Inwagen「復活の可能性」

http://philpapers.org/rec/VANTPO-21 van Inwagen, Peter (1978). The Possibility of Resurrection. International Journal for Philosophy of Religion 9 (2):114-121.キリスト教の教義では、世界の終わりにイエス・キリストが再臨し、あらゆる死者をよみ…

ポール・グライス「行為と出来事」

理性と価値: 後期グライス形而上学論集 翻訳に入ってる「行為と出来事」だけ読んだ。 いくつかの論点があって、 A. デイヴィドソンの出来事論を批判し、基礎的な身体変化からなる出来事論を提案している。 B. 行為は出来事ではないという議論をしている。出…

状況モデル

先日駒場であった研究会で、心理学の人の物語に関する研究発表を聞いた。状況モデルというのを使った研究がいろいろあるようで、おもしろそうだったので軽く調べてみた。 英語のwikibooksが詳しかった。 http://en.wikibooks.org/wiki/Cognitive_Psychology_…

Friederike Moltmann「出来事、トロープ、真にする」

Moltmann, Friederike (2007). Events, tropes, and truthmaking. Philosophical Studies 134 (3):363-403. http://philpapers.org/rec/MOLETA 目次 1. 名詞化の種類 2. トロープの名詞化 3. 出来事の名詞化 4. 派生的対象としての出来事 5. 出来事に関する…

Joshua Seachris「物語としての人生の意味」

Seachris, Joshua (2009). The Meaning of Life as Narrative. Philo 12 (1):5-23. http://philpapers.org/rec/SEATMO-4 1. 序 2. 問いの解釈: 混合説 3. 物語的解釈: 文献からのヒント 4. 物語としての人生の意味 a. 物語論から借りる b. 「xの意味は何か?…

Bernerd Williams, 「マクロプロス事件:不死の退屈さについての考察」

Williams, B., 1973, “The Makropulos Case: Reflections on the Tedium of Immortality”, in Problems of the Self, Cambridge: Cambridge University Press: 82–100. Problems of the Self: Philosophical Papers 1956–1972 (Philosophical Papers 1956-19…

Joshua Seachris「死、無意味、物語の結末の予見的力」

科学的世界観の下では、未来にはすべては消えて塵になってしまう。だからすべては無意味だという人たちがいる。また多くの宗教は、死後の世界において私たちの善悪があがなわれると言う。 死後に何もなくなるからすべては無駄だという論証が正しいかどうかは…

人生の意味

最近は人生の意味に関するものを読んでいる。まとめをさぼっていたら読んだものがたまってしまった。 人生の意味に関しては、文献はたくさんあるのだが、人生の意味ということでどういうことを考えているかが人によって結構違うのでなかなか大変だ。あと言い…

Aaron Smuts「不死と重要性」

「不死の悪」関連。http://philpapers.org/rec/SMUIAS Smuts, Aaron (2011). Immortality and Significance. Philosophy and Literature 35 (1):134-149. Smutsは不死に関するウィリアムズの議論を批判しつつ、不死は生から重要性を奪うという点ではウィリア…