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不幸の分類

先日まとめた出来事のカテゴリーをもとに、いろいろな不幸を分類してみようと思い立ちました。
不幸のリストは、カードゲームGloomから取得しました(ルールブックを見せてくださった id:kugyo さんありがとうございます)。
(なお、いささか政治的に不適切な内容の不幸は、表現を変更した部分もあります)。
http://ysgame.shop-pro.jp/?pid=13828434


感想を先に書くと、難しかったですし、かなり曖昧な部分が多いです。
まず「状態」と「活動」って何が違うのか。境界は曖昧なのですが、ひとまずの基準として、時間を通じて持続する出来事なのに、「3時間」とか「2週間」とかをつけると違和感があるものは、「状態」に分類しました。
また、「活動」と「到達」も意外と曖昧です。
時間の幅を持つのが活動、時間の幅を持たないのが到達ということで分類したのですが、たいていの不幸は、当の出来事が起こったあとしばらく悪い影響が残るのです。
たとえば「あちこち骨折した」という不幸にしても、これは骨折したというその瞬間的出来事だけが不幸なわけではなく、しばらく不自由や痛みに苦しむから不幸なわけです。「ダンスで恥辱を受けた」のようなケースだと、悪影響のあるなしにかかわらず、その瞬間的出来事自体が不幸と考えられるのですが、それは逆に例外的なようです。
しかし悪影響や害の詳細は無視して、ここでは、表現が瞬間的なものか持続的なものかだけに注目して分類することにしました。結果「おできに苛まされた」は活動なのに、「疱瘡にかかった」は到達というよくわからないことになってしまいましたが、そういうものだと割り切ることにしました。実際「苛まされる」は継続的な出来事なのに、「かかる」は瞬間的な出来事と言えるでしょうから、違いは表現上も明らかになっていると考えることもできるでしょう。


個人的に興味があるのは、「いつ害をもたらしたのか」を問うことが難しいようなタイプの不幸、ここでは「状態」「達成」にあたるものです。
「遺言状に名前が無かった」という不幸は、当人にとって、いつ悪いことなのか。
「礼節を身につけぬまま年を食う」や「最愛の人に二度と会えない」はどうでしょう。


この辺は忘年会でも検討できればと思っていますが、まだどうなるかわかりません。

状態

酒に溺れた
恐怖に取り憑かれた
スキャンダルで深く傷ついた
村八分にされた
遺言状に名前が無かった

活動

列車に閉じ込められた
嵐のさなか飢えた
子供達に追い掛け回された
プードル達に追いかけられた
投獄された
鼠に脅かされた
背の低い人達に馬鹿にされた
プディングに不安にさせられた
ポルターガイストに悩まされた
荒野に追放された
おできに悩んだ
赤痢に苛まされた
古傷が痛んだ

到達

あちこち骨折した
結核を病んだ
井戸に落ちた
肉の中に蛆虫を見つけた
死体から剥いだ
ホームレスに棒で殴られた
マナティに叩かれた
教会から非難された
借金取りに後遺症の残る怪我をさせられた
女王に呪われた
ダンスで恥辱を受けた
壊疽がすりむけた
亡霊達に歓迎された
ジプシー達に不運をもたらされた
ヤマアラシに刺された
鮭に中った
疱瘡にかかった
蛇に驚かされた
セールスマン達に騙された
虎に挑発された
植木におびえた
結婚式で伴侶が亡くなった
蜂に刺された

達成

礼節を身につけぬまま年を食った
徐々に狂っていった
ラム酒で体を壊した