2018-01-01から1年間の記事一覧
MacFarlane, John (2010). Pragmatism and inferentialism. In Bernhard Weiss & Jeremy Wanderer (eds.), Reading Brandom: On Making It Explici. Routledge. pp. 81--95. https://philpapers.org/rec/MACPAI Twitterで松井隆明(@takaaki_matsui)さんが紹…
https://philpapers.org/rec/LEVFMA-2 Levinson, Jerrold (1996). Film Music and Narrative Agency. In David Bordwell Noel Carroll (ed.), Post-Theory: Reconstructing Film Studies. U Wisconsin Press. 上の文献表は映画についての論文集だが、下記の…
George A. Reisch, How the Cold War Transformed Philosophy of Science: To the Icy Slopes of Logic 本書は「分析哲学の黒歴史」と呼ぶのにふさわしい内容を扱っている。黒歴史という語はネットスラングだが、ここでは、〈多くの人が忘れたがっており、実…
ノエル・キャロルのサスペンスに関する代表的な論文を読んだ。 Carroll, Noël, 2001, “The Paradox of Suspense”, in Beyond Aesthetics Cambridge: Cambridge University Press. この論文は、Suspenseというタイトルの論文集が初出で、その後キャロルの著作…
Michael Friedman, Kantian Themes in Contemporary Philosophy: Michael Friedman - PhilPapers Friedman, Michael (1998). Kantian Themes in Contemporary Philosophy: Michael Friedman. Supplement to the Proceedings of the Aristotelian Society 72 …
George A. Miller, language, and the computer metaphor of mind. - PubMed - NCBI 心理学史の論文。認知革命前後の話を扱っている。 1950年代、計算機のメタファーは心理学に革命(認知革命)をもたらしたと言われる。それまで主流だった行動主義──つまり、…
Working Knowledge: Making the Human Sciences from Parsons to Kuhn作者: Joel Isaac出版社/メーカー: Harvard University Press発売日: 2012/06/11メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見る ジョエル・アイザックのWorking Knowledge: Making th…
先日「スーパーヒーローの概念史」という論文を書いた。その時の記事でスーパーヒーロー研究には先行研究が多いと書いたが、以下でスーパーヒーロー研究の基本書を紹介することにしたい。需要があるのかよくわからないが、書き残さないと自分で忘れてしまい…
Nick Zangwill, Hotel Paintings and the Nature of Art: Everyday Artistic Phenomena and Methodology - PhilPapers Zangwill, Nick (2018). Hotel Paintings and the Nature of Art: Everyday Artistic Phenomena and Methodology. The Monist 101 (1):53…
フィルカル最新号(Vol. 3, No. 1)に「スーパーヒーローの概念史: 虚構種の歴史的存在論」という論文を書きました。 BaseまたはAmazonなどから購入できます。あと池袋のジュンク堂さんや新宿の紀伊国屋さんにあるようです。 目次は以下で見ることができます。…
美的理由について勉強するシリーズ。 →その1 その2 その3 原理の問題作者: ロナルド・ドゥオーキン,森村進,鳥澤円出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/01/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 『原理の問題』の9章に入ってる、国家によ…
Shelley, James (2010). Against Value Empiricism in Aesthetics. Australasian Journal of Philosophy 88 (4):707-720. 美的理由について勉強するシリーズ。これはどちらかと言えば、美的価値についての論文だが。 →その1 その2 著者は、以下のような、美…
Carroll, Noël (1996). Moderate moralism. British Journal of Aesthetics 36 (3):223-238. Beyond Aesthetics: Philosophical Essays作者: Noël Carroll出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2001/04/30メディア: Kindle版この商品を含むブ…
Eaton, Marcia Muelder (2008). Aesthetic obligations. Journal of Aesthetics and Art Criticism 66 (1):1–9. 美的理由について勉強するシリーズその2。 →その1 「道徳的義務」や「認識的義務」が存在するのに対し、「美的義務」は存在しないと言われる。…
3月のワークショップに向けて、私が美的理由について勉強するシリーズ。「美的価値と行為の理由」というテーマを設定してみたが、そんなに参考文献はない。 直近は以下を読んだ。難しかったが、わりとおもしろい。 Andrew, McGonigal (forthcoming). Aesthet…